昨日永遠の0を観ました。
これは永遠の0の公式Twitterです↓
【撮影60日目(※2012.09.13)】スタジオ内で別の映画を撮影している堤真一さんが、様子を見に来てくれました(^-^)/ 最終日を迎える岡田さんに、“集中させないぞ〜”と和やかな雰囲気^ ^ #永遠の0 pic.twitter.com/RkxpUHtyfQ
— 映画『永遠の0』 (@eienno0_movie) September 13, 2013
著作権があるので、映画の内容は深くは言いません。
実際に観てください。
というか、絶対日本人は全員観てください。
ということで、感想のみ喋りますね
公開からだいぶ経ってからの視聴
この映画は2014年に公開されて、確か公開していた時期に結構話題になっていました。
あの時僕は小学6年生。
いやー時が経ったものですね。
戦争について学習しているときに、高確率でネットで出てくるものだから、いつか観てみようと思っていましたが、こんなに後になって観るとは。
内容
物語は、現代(とはいっても2004年)で第二次世界大戦のときに特攻隊で特攻した男の子孫が、その特攻した男(祖父)のことを調べているという内容で、現代と、戦争期の場面が交差して流れます。
伝わったもの
僕はこの映画で伝わるのは、当時の日本人の思想と戦争の残酷さについてだと思います。
僕は、大学で歴史についても勉強していて、日本の当時の考え方を理解してはいましたが、実際映像として観てみると、なんとまあ現代と比べて価値観が違うことか驚きます。
それは具体的に言えば、現代では個人が尊重されていますが、当時の日本は、個人より国の方が重視されていて、「お国のために」多くの人が犠牲となりました。
作中でも、主人公(祖父の方)も戦闘中逃げていたと周りから批判されていました。
特攻隊だって、今では絶対に考えられませんよね。
また、飛行訓練で1人墜落し、死亡してしまいました。その時軍の上の人が来て、その死んだ人に対してはお悔やみの言葉を言わないどころか「貴重な飛行機を潰すとは何事だ!」と言ったんです。
もう、信じられませんよね。
その他にも理不尽な言動をしていたので、そこにも注目してみてください。
僕の意見としては、国のために個人が犠牲にならなくてはいけない国家など、国ではないと思います。
この価値観は、戦後から日本全体が変化し、今に至った結果得られたものだと思います。
時代が違えばこの理不尽極まりない思想が、当たり前のものだったのですね。
戦争の残酷さについては、皆さんも戦争映画を観れば理解できると思いますが、この映画では、特に特攻隊員に残された家族の描写もたくさん出てくることから、たくさんの命が奪われたが、その1人1人に同じように家族がいて、決してこの映画でフォーカスした主人公だけが例外だったわけではないことから、特に残酷さが伝わりました。
軍の幹部は捨て駒のように兵士を使いますが、兵士1人の命には、それに関係している人が多くいるのです。
命の重さを考えさせられます。
涙が止まらなかった
涙が止まらなかったシーンは、いくつかありますが、僕が印象に残っているのが、今まで主人公(祖父)のことを嫌っていた戦闘機のパイロットが主人公が特攻に志願した際に、必死になんで志願したんですか!?と暴走した場面です。
主人公と、そのパイロットは、その前戦場で特攻がどれほど残酷なことかを観てました。(そのシーンは本当に残酷でした。特攻する空母にたどり着けないまま無念に散っていく仲間たちは見るに堪えませんでした。)
主人公は、日に日に追い詰められていました。
仲間がどんどん死んでいっているのに、自分は何もできない無力感
しかし、生きて妻と娘のところに帰りたい。
こんな中、精神がおかしくならないわけがないと思いました。
結局主人公は志願するわけですが、とても悲しかったです。
他にも、泣けてしまう場面が多くありました。
若者の無知さに苛立った
現代に戻り、主人公(孫の方)が友人から招かれた合コン?に行く場面があるのです。
その時、なぜか特攻の話になり、同席していた友人たちが特攻は自爆テロと同じだの、ヒロイズム(英雄崇拝主義)だの言っていました。
しかも、その男子の胸には弁護士バッチ…
主人公は、司法浪人している最中で、司法試験落ちて現実逃避してんだろなどとも言われ、ブチギレます。
このシーンで、非常に私は腹が立ちました。
この映画を観ているからというのもありますが、特攻隊がどんな思いで特攻したか、犠牲になった人々とその家族を考えたら、あの若者の発言を憎らしく思います。
しかも、弁護士だったら、歴史のお勉強はたくさんしてきたであろうに、まるでわかってない。
熱心に祖父のことを調べていた主人公(孫の方)がブチギレルのも無理ないですよね…
戦争経験者が少なくなることへの危機感
時代の移り変わりで、戦争を経験した人たちが、どんどんなくなっていて、100年も経たないうちに起きた悲惨な戦争を語る人がいなくなっていることに危機感を覚えた。
人類は、今のウクライナ問題もそうだが、利害が対立しあうと戦争をする。
そして、その悲惨さをすぐに忘れ、戦争を繰り返す。
こうしたことをなくすためにも、戦争の悲惨さは後世に語り継がれなくてはならないが、その語り継げる人も残り僅かになっている。
だから、みなさん戦争の悲惨さを学び、後世に頑張って伝えていきましょう。
出演者さんについて思うこと
主人公の祖父と孫役の人がいるのですが、祖父役が、岡田准一さんで、孫役が三浦春馬さんでした。
この映画を観て、岡田さんに興味が出て、SPというドラマなども少し覗いたりして、岡田くんにハマってます笑
格闘技や肉体改造も役作りをやるうえで行っているところが、素敵だと思いました。
自分も筋トレ頑張ろうと思います笑
三浦春馬さんに関してですが、皆さんもご存じだと思いますが、2020年に自殺をされています。
三浦さんが出演されているとは知らず、観始めたのですが、あの時のニュースとかも思い出して、こんな命の重さを感じる映画に出演しながらもどうしてと思ったのが、素直な気持ちです。
そういうこともあって、この映画を観て人生とは何なのかということも考えさせられました。
最後に
今は昔と比べれば、本当に自由な時代です。
自由だからこそ、戦争で犠牲になられた方々に恥のないように一生懸命生きるべきだと思います。
主人公の言葉で、「どんな苦しいことがあっても、生き延びる努力をしろ!」という言葉がありました。
この言葉には、ハッとさせられました。
これは言い換えれば、一生懸命生きろということでもあると思います。
この言葉を胸に人生歩んでいこうと思います。
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