2023年9月2日の日記です。
昨日は、防災士講習4日目だった。
4日目の昨日は、ハザードマップについてや、原子力について、限界集落の防災についてや、防災ワクチンについて講義を受けた。
原子力に関しての災害については、なんと東京大学の准教授が講義をしてくださった。
とても頭の良さそうな方で、学ぶことの楽しさを感じた。
原子力の仕組みについてを元素単位から教えてくださり、化学の授業のようだった。
思ったのは、こういった頭の良い方がたくさんいるのなら日本は大丈夫だということ。
自分も何かの専門家になりたい。
お昼は自転車を眺めながら食べた
限界集落の災害については、中越地震の際の川口町地域が話題に上がったが、
川口の人たちは、町からの支援が最初はなかったので、自然と住民で団結して
道路を作ったり、生活をしていた。
そしてここが凄いところなのだが、限界集落のようなところは、
住民自らがお米や野菜を作り、水が出るところも知っているため
食料には何も困らなかったとのこと。
むしろ、支援でもらった食材などいらないレベルで笑
寝るところも自分たちで作ったりと余裕の暮らし。
限界集落と市街地。災害に弱いのはどっちだよって話。
市街地の方が災害時物流が止まり、生活に苦しむし、インフラが壊れてお風呂やトイレもできないしで苦しいんじゃないか?
限界集落などの普段から衣食住を自分たちで賄っているところの方が災害時力があるのではないか?という話だった。
筋が通った話でおもしろいと思った。
ただ、冬なんかは、そうはいかないとは思うが。
防災ワクチンでは、1グループ5人で課せられた課題に取り組んだ。
1枚の写真からどのようなことが思い浮かぶかということを考えたのだが、
それを考えることが、日々の減災に繋がるということだ。
ワクチンとは、感染症対策で打つワクチンと同様、
事前にどのような災害が起きるかなどを考えておけば、
いざ災害が起きた際に、大きなショックを受けなくて済んだり、
素早い対策や、減災をすることができるという意味だ。
このグループワークは、赤の他人とコミュニケーションをとり、
協力して進めるもので、よくよく考えれば、実際に災害が起きた際に
他の人と協力するという大事な行動の練習でもあったと思う。
主体性をもって、自ら考えるというのが重要だとのこと。
これは、何においても言えるよな。
世の中、人の言うことを聞いて行動すれば楽かもしれない。
そのせいで、世の中思考停止している人もたくさんいる。
主体性を持ち行動するというのは、防災だけでなくすべてのことに言える。
この講習会に参加して本当に良かった。
帰宅してからは、金持ち父さん貧乏父さんを読んだ。
夜は、焼き肉をした。
ブラタモリで、ちょうど長岡市に来ている放送をやっていて良かった。